寺島◎レコード
9月8日、10作目となるラテン・アルバム『You Belong To Me』を発売するMAYAさんに、meg-jazz.comが直撃インタビュー。今回のアルバムにかける意気込みや想いをたっぷりと語ってもらったゾ。さぁ、聞いてくれぃ♪
Q 今回のアルバムは10作品目ということですが、再びラテン・アルバムになったのはどうしてですか?
曲に関しては、ラテン曲を歌っておりますが、一言でラテンアルバムと言いたくないのも事実です。
実は自分の中ではJAZZを物凄く意識してつくっています。
例えば編成もラテン専門分野のミュージシャンで制作するのではなく、あくまでもJAZZ Trio(松尾明Trio)に拘りました。
ジャズが染みついた人達が奏でる独特のラテンフィールを表現したかったのです。
ジャズの香りのするラテンアルバム。いまの私の表現したい事や心情を突き詰めて行ったら、自然とこう言うカタチになりました。

Q 今回のバックはピアノトリオだけにしたのはなぜでしょうか?
管楽器も何もなく、1枚のアルバムを作ると言うのは正直容易な事ではありません。しかし長年自分のサポートをしてくださっている松尾明Trioに関しては別だと思いました。
それは確固たる松尾明Trioのサウンドがあると言うのは勿論の事ですが、常日頃から私の人間性や感性を知っている3人は音の会話と心の会話が出来る人達です。ですので余計な楽器をあえて入れずに、このメンバーだからこそ出来る音世界を追求しました。

Q そのバックの3人をMAYA的に紹介してください。
ピアニストの寺村容子さんは味のある独特の感性を持つピアニストで私はイントロから酔わされる事が多々あります。
ベースの嶌田憲二さんはゴリゴリと太く安定性のある音で、時には甘く時にはクールに 私の感性を刺激し続けてくれています。
ドラムの松尾明さんは私のデビュー当時からサポートしてくださっていてやはり自分の歌の間合いや感情の乗せ方を熟知してくれています。
目に見えない部分の自分の歌の波動をキャッチし、これ以上ないタイミングで歌心溢れるドラムを叩いてくださっています。

Q 今回のアルバムでお気に入りのナンバーは?
「ドスガルデニアス(Dos Gardenias)」、アルバムタイトルでもある「ユー・ビロング・トゥ・ミー(You Belong To Me)」、それと「キサスキサスキサス(Quizas Quizas Quizas)」


Q 11作目以降、どんな音楽を歌っていきたいですか?
日本人の心に響く歌。根底に哀しみのある歌。


Q MEGのライブに来てくださるお客さまたちにメッセージをお願いします。
MEGは私のホームグラウンドとして毎月ライヴをさせて頂いています。
あのどこにも無いMEG独特の空気をこれからも吸って、赤いアバンギャルドに負けない色気を身につけ今後も歌って参りたいと思います。
ぜひMEGでの超至近距離ライヴいらしてください!!

ありがとうございました。

■アルバム『You Belong To Me』
 発売記念ライヴ・スケジュール


9月  8日 MEG :発売日のメグライブ
9月12日 赤坂Bフラット
9月16日 赤坂Bフラット
9月24日 横浜BarBarBar
9月29日 岡崎サテン・ドール(愛知)
9月30日 名古屋スイング
10月1日 大阪フラミンゴ・アルージャ

■MAYAオフィシャル・ブログ